NISA口座を開く前に!地方パパが死守すべき「資産形成の大原則」と家計の土台

✅この記事を読めばわかること
  • そもそも「資産形成」って何?何のためにやるの?
  • ラーメンの価格で考える「購買力」の維持。インフレから家族を守る
  • 地方パパ流・資産形成の大原則。「入金力」を最大化するシンプルな式
  • 失敗しないための3ステップ。取り組みやすい順番が成功の鍵
  • 格安SIMへの心理的ハードルを越える方法(固定費の最適化)
  • NISAはいつ登場させる?お金に働いてもらう仕組みづくり
  • 地方中小企業の渋い昇給を「副業」でカバーする考え方

「新NISAが始まったし、とりあえず口座を開かなきゃ!」
「iDeCoって節税になるんでしょ?早く始めなきゃ損?」

世間の投資熱が高まる中、焦ってそんな風に考えてはいませんか?
その気持ち、痛いほど分かります。でも、ちょっと待ってください。✋

年収200万円台から資産形成を始めた私が、身をもって知ったのは、NISAやiDeCoはあくまで「(お金を貯め・運用するための)手段」であって、「NISAやiDeCoをやるという目的」になってはいけないということです。そのなってしまうと結果的に損をする可能性が出てきたり、効果が半減、あるいは逆効果になってしまうことがあります。

今回は、華やかな投資制度を利用する以前に、地方パパが必ず理解しておきたい「資産形成の大原則」について、泥臭く解説します。


【大前提】そもそも資産形成とは?ー将来のお金の不安を取り除くもの!

「資産形成」と聞くと、富裕層のものやギャンブルをイメージされる方もいるかもしれませんが、私はこう定義しています。

「自分の時間を使って働いたり、自分のお金に働いてもらったりすることで収入を得ながら、将来のために『自由な選択肢』を築いていくこと」 です!

富裕層のためじゃない。地方で「自由」に生きるための選択肢

資産づくり(お金)そのものが目的ではありません。資産づくりの目的は、「人生の選択肢を増やし、お金の面で安心して、幸せな人生を送ること」
子供が「海外留学したい」と言ったときに「ダメ」と言わなくて済む、本業が辛いときに「いつでも辞められる」と思える。その「自由」を手に入れるための選択肢が、資産だと私は思っています。

ラーメン価格で考える「購買力」の維持。インフレから家族を守る

もう一つ重要なのが「購買力(モノと交換する力)」の維持です。
地方でもどんどん物価があがり、スーパーに行くと「これこんなにっ高かったっけ!?」と思うことが本当に増えました。
例えばの話ですが、1,000円札を持っているとして

  • キャベツ1玉が100円なら10玉分
  • キャベツ1玉が200円に値上がりしたら、5玉分

もし、銀行預金に眠らせているだけなら、物価上昇(インフレ)によって、キャベツ10玉分の購買力はそのまま消えてしまいます。物価上昇から家族の生活を守ることも、資産形成の重要な役割です。


地方パパ流・資産形成の大原則。「入金力」を最大化するシンプルな式

資産を増やしていくための大原則は、以下のシンプルな式で表せます。

これからの資産 = 現在の資産 + (収入 − 支出) + (投資資産 × 運用利回り)

資産形成は長期戦です。10年、20年とこの式を積み重ねていくことで、結果が決まります。
資産形成をしていない場合は、単純に「収入ー支出」でしか資産を増やしていくことが出来ません。


上の式を見ると、資産を増やすためには大きく三つのポイントがあることに気づきます。

  1. 支出を減らす(収入 − 支出 を大きくする)🛡️
  2. 運用利回りを高める(手元資産 × 運用利回り を大きくする)📈
  3. 手取り収入を増やす(収入 を大きくする)💪

私は、基本的にこの順番に取り組むのが最も成功率が高いと考えています。


失敗しないための3ステップ。取り組みやすい順番が成功の鍵

投資に焦る気持ちを抑えて、まずは1から順番に整えていきましょう。

ステップ1:支出を減らす。家計の「穴」を塞ぐのが最優先

一つ目は、支出を減らす(支出の最適化)ことです。入ってきたら入ってきただけ使ってしまっては、将来に向けてお金を貯めていくことはできません。

手取り収入のうちは、8〜9割で生活し、残りの1〜2割を将来のために取っておくのが一つの目安です。

地方パパに多い「格安SIMへの心理的ハードル」を越える

地方では車移動が必須だったり、通信費が意外とかさんだりします。何が何でも節約する必要はありませんが、通信費、保険料、サブスクなど、いつの間にか必要性の低いものにお金を払い続けている状況は避けたいところ。

【比較表】固定費を見直した「Aさん」vs 何もしなかった「Bさん」

項目Aさん(固定費最適化)Bさん(何もしない)
通信費格安SIMへ(月3,000円)大手キャリア(月8,000円)
保険本当に必要なものだけなんとなく入っている
毎月の貯蓄50,000円10,000円
10年後の差約480万円(+投資利回り)約120万円

契約開始時点では有利なサービスだったとしても、その後に、類似のより低価格なサービスが出ていることもあります。定期的に見直していき、支出を最適化していきましょう。


ステップ2:運用利回りを高める。NISAはここで初めて登場する

二つ目は、手元にある資産にしっかりと働いてもらうということです。
銀行預金のように元本が保証されているかわりに利回りが低いものもあれば、リスクを伴う代わりに高い利回りが期待できる投資(NISA、iDeCoなど)もあります。ご自身の状況や考え方に応じて、適切に利回りを高めていくことが大切です。NISAはここで、銀行預金の利回りを高める「盾」として登場します。🛡️📈


ステップ3:手取り収入を増やす。焦らず、本業と健康を第一に

最後三つ目は、手取り収入そのものを増やしていくことです。昇給を狙ったり、キャリアアップしたりすることで手取り収入を増やしていくことが選択肢になります。

地方中小企業の昇給は渋い?だからこそ「副業」の種を蒔く

地方の中小企業の昇給は渋いことも珍しくありません。だからこそ、空いた時間があるようであれば、兼業・副業といった形で、本業に加えて別の仕事を増やすことも考えられます。

その人の価値観にもよりますが、手取り収入を増やすことに注力するあまり、健康に悪影響が出たりするのはよくありません。ご自身に適したバランスを意識していただければと思います。


まとめ:お金は「目的」ではなく、家族との時間を守る「手段」

今回は資産形成の大原則として、三つのポイントをご紹介しましたが、大前提として、「ライフプランをしっかりつくっておく」ことが大切です。🎯

何歳までどのように働き、どのようにお金を使っていくか、お金は長期的なライフプランを実現していくために必要となる重要な「手段」ではありますが、お金それ自体が「目的」になってしまっては本末転倒です。定期的にライフプランの見直しも行いながら、長期的に資産形成に取り組んでいただければと思います。

焦らず、欲張らず。まずは家計という土台をしっかりと固めることから始めましょう!🤝

今日からできる、具体的な行動提案:

  1. 家計の総点検: 毎月の給料だけで生活費(固定費)を支払えているか、改めて確認する。
  2. 固定費の見直し: 楽天モバイル「三木谷割」のような、強力なキャンペーンを利用して、格安SIMへ乗り換える。
  3. ライフプランの作成: 「10年後、どんな生活をしたいか」「教育費はいついくら必要か」を夫婦で語り合う。