数字より概念を理解した方が、投資はずっと楽になる


投資がしんどくなる最大の理由は「数字の見すぎ」

投資を始めると、毎日のように数字が目に入ります。
評価額、前日比、利回り、含み損、含み益(私も気になる銘柄は毎日何回も確認してしまうときがあります笑)

正直に言うと、数字ばかり見ていると投資は一気に苦行になります。
上がれば嬉しい、下がれば不安。
意味もなく証券口座を開いて、気分が振り回されれます。

これは意志が弱いからでも、向いていないからでもありません。
数字を「目的」にしてしまっているからです。


数字は結果であって、コントロールできない

まず大前提として、
相場の数字は自分でコントロールできません。

・株価が上がるか
・来月下がるか
・今年は好調か不調か

これは誰にも分からないし、操作もできません。
専業投資家やアナリストでさえ、ニュースや企業の情報をもとに予測することはできますが、それは絶対に正確かと言われればそうではありません。

それなのに、個人投資家の私たちが
「今日は−2%だ」
「今年はまだ増えていない」
と数字ばかりを見続ける。

これは、天気を見て一喜一憂しているのと同じだと私は思っています。


楽になる人は「数字」ではなく「概念」を見ている

一方で、投資を長く続けている人は
見ているものが違います。

彼らが重視しているのは、

  • 長期で見れば経済は成長してきたという事実
  • 株価は短期ではランダムに動くという前提
  • 下落は異常ではなく、必ず起きるもの
  • 投資とは「時間を味方につける行為」であること

こうした**概念(考え方・構造)**です。

この概念が腹落ちしていると、
日々の数字は「ただの途中経過」になります。


数字を覚えようとするほど、投資は難しく感じる

初心者の頃ほど、こう思いがちです。

  • 用語を全部覚えないといけない
  • 計算できないとダメ
  • 理論を理解しないと失敗する

でも、これは逆です。

概念が分かっていれば、細かい数字は後からついてきます。
私の場合は20歳頃に初めて積み立てNISAで投資を始めました。
その時は用語も概念もわからないまま始めていました。とりあえずやっていれば自然と資産形成ができる、貯金よりも金利が良い。それぐらいの情報だけで続けていました。

しかしこれから始める皆さんには私のように抽象的なものでなく、もう少ししっかりとした概念を知っていてほしいと思っています。

例えば、

  • 利回りの計算が完璧でなくても
    →「長期で積み立てればブレは小さくなる」と分かっていればOK
  • PERを暗記していなくても
    →「割高・割安は短期では判断できない」と分かっていればOK

私が投資で一番楽になった瞬間

私自身、投資をしていて一番楽になったのは
「完璧に理解しなくていい」と思えた瞬間でした。

・毎月淡々と積み立てる
・短期の値動きは気にしない
・下がったら「想定内」と受け止める

これができるようになったのは、
数字を追うのをやめて、
投資の仕組みそのものを理解しようとしたからです。

値動きの規則性や上がりやすいタイミング、下がりやすいタイミング等はやりながら掴んでいくのが良いと思っています。初めのうちは小さな額で投資しながら、自分で感覚を掴んでいくのがどんな勉強よりも良い経験になると個人的には感じています。


概念理解ができると、投資は「習慣」になる

数字に振り回されているうちは、投資はイベントです。
一喜一憂する、疲れる、続かない。

でも概念が分かると、投資は習慣になります。

  • 歯磨きのように淡々と
  • 感情を挟まず
  • 生活の一部として続ける

これができる人が、結果的に一番強いです。


まとめ:数字は後回しでいい

投資を楽に続けたいなら、順番はこうです。

  1. 投資の「仕組み」を理解する
  2. 上がる・下がる前提を受け入れる
  3. 数字は結果として眺める

数字を追う前に、概念を理解する。
これだけで、投資のストレスは驚くほど減ります。

そして何より、
投資が「怖いもの」から「当たり前の行動」に変わります。