総まとめ：投資の種類、収益の仕組み、初心者のためのステップ
【はじめに】
投資に興味はあるけれど、
「種類が多すぎてよく分からない…」
「何から始めればいいの？」
と迷ってしまう人は多いと思います。
私も最初は、
“投資って結局どうやってお金が増えるの？”
という基本からつまずきました。
この記事では、
投資の種類・収益の仕組み・始めるステップを、初心者向けに分かりやすく総まとめ しています。
これ一本読めば、“投資の地図”を持てるようになるはずです。
1. 投資の基本：なぜ投資をするのか？
まず大前提として、投資の目的は
「お金に働いてもらう仕組みをつくること」。
貯金だけではお金は増えません。
むしろ今はインフレで“実質的には目減りしている”時代。
私たちが将来のために資産を守り、増やすためには、
リスクをコントロールしながら投資にお金を回すことが必要になっています。
2. 投資の収益は2種類だけ
投資で得られる利益は、実はたったの 2種類 です。
① インカムゲイン（保有して得る利益）
例：
- 株の配当金
- 債券の利息
- REITの分配金
→「持っているだけでもらえる収入」
安定感があるのがメリット。
② キャピタルゲイン（売買で得る利益）
例：
- 株価が上がったタイミングで売って得る利益
- 投資信託が値上がりして得た利益
→「値動きによる利益」
こちらは大きく増える可能性がある、反面リスクもある。
3. 投資商品の種類（初心者向けに整理）
投資には数多くの種類がありますが、
初心者は以下の10種類を知っておけば十分です。
① 株式投資
企業の株を買うことで、成長による値上がりと配当を狙える王道の投資。
中長期で資産形成したい人に向いている。
② 投資信託（インデックスファンド含む）
プロが複数の商品をまとめて運用する“詰め合わせパック”。
初心者は インデックスファンド一択と言ってもいいほど優秀。
③ ETF（上場投資信託）
投資信託の仲間だけど、株みたいに売買できてコストが低いのが魅力。
④ 債券
国や企業にお金を貸す投資。
値動きが小さく、安定重視の人に向いている。
⑤ 金（ゴールド）
インフレや経済不安に強い。現物よりも投信やETFで買うのが楽。
⑥ REIT（不動産投資信託）
不動産を小口で投資できて、分配金の高さが魅力。
不況に弱い時もあるため分散が大切。
⑦ 外貨預金
為替変動のリスクが大きい割にリターンが小さめ。
正直、私はあまりおすすめしません。
⑧ 仮想通貨（暗号資産）
値動きが大きくギャンブル性が強い。
ただし可能性がある分、資産の1〜3％だけなど小さく持つのは全然アリ。
⑨ iDeCo
老後資金を作るための個人型年金。
節税効果が最強クラス。
ただし60歳まで引き出せない点に注意。
⑩つみたてNISA
長期・分散・積立に特化した国の制度。
投資初心者はまず つみたてNISAから始めるべき と言っても過言ではありません。
4. 投資の始め方：初心者が踏むべきステップ
では、具体的に何から始めるべきか？
結論、以下の 5ステップ でOKです。
STEP① 目的と期限を決める
例：
- 子どもの教育費 → 15年
- 老後の資金 → 30年
- 5年以内にまとまったお金が必要 → 債券多めで守る
“何のために投資するのか”が決まれば、
選ぶべき商品が自然と絞れます。
STEP② リスク許容度を把握する
あなたは
「一時的に資産が10〜20％減っても平気」
それとも
「少しでも減るのは耐えられない」
どちらでしょう？
性格や家計状況で変わるため、最初に必ず確認を。
STEP③ 収支を見直して投資に回せる金額を決める
たとえ月5,000円でもOK！
大事なのは、
続けられる金額で積み立てる こと。
STEP④ 証券口座を開く（おすすめあり）
初心者向けのおすすめは
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
この3つが鉄板です。
STEP⑤ つみたてNISAでインデックスファンドを買う
最後の一歩！
おすすめ商品：
- eMAXIS Slimシリーズ
- 楽天・オールカントリー
- SBI・Vシリーズ
悩んだら S&P500かオールカントリー でOK。
5. 初心者が絶対に気をつけるべきポイント
- 一気に大金を入れない
- よく分からない商品は買わない
- SNSの煽りに流されない
- 短期の値動きに振り回されない
- 銀行の窓口で商品を買わない（手数料が高い）
投資は感情に左右されると失敗します。
だからこそ 淡々と積み上げる姿勢が最強 です。
【まとめ】
投資の目的から種類、収益の仕組み、始めるステップまで、
この記事で全体像がつかめたと思います。
私自身、
最初は分からないことだらけでしたが、
一歩ずつ学びながら投資を続けてきました。
投資は“センスの勝負”ではなく、
正しい知識と継続の勝負。
焦らず、自分のペースで学んでいきましょう！